2009年4月20日

欧米やアジアなど15の国・地域のうち11に

産科医の不足や地域偏在問題を抱えているのは、欧米やアジアなど15の国・地域のうち11に上ることが、日本医師会の調査で20日までに分かった。日本と同様に訴訟の増加など、産科医を取り巻く環境が厳しくなっている実態が浮き彫りとなった。平均勤務時間は日本が最長だった。
 調査は各国の状況を把握し、国内対策に役立てようと昨年17カ国・地域に依頼した。米国、カナダ、韓国、台湾、シンガポール、タイ、フランス、ドイツ、英国、フィンランド、デンマーク、アイスランド、イスラエル、ニュージーランドの医師会から回答があり、日本を含む15カ国・地域で分析した。
 産科医が不足、もしくは地域的に偏在しているとしたのは11カ国・地域。このうち、日本とカナダ、イスラエル、ニュージーランドの4カ国は不足と偏在問題両方に直面していた。将来、両方の問題が生じると予測しているのは、10カ国・地域に上った。